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ブログ

アメリカのビジネス出張で困ったこと

Keiko Tassill

先日のUSA Today誌(全米で販売されホテルなどで配布されている新聞)の大衆意識調査欄に「旅行中にストレスを感じるトップ4」(写真)が発表されていました。

1位:財布をなくす(現金よりもクレジットカードや免許書類の身分証明書を紛失すると後処理が大変なだけでなく、飛行機にも乗れず、ホテルにもチェックインできませんので気をつけてください。)

2位:ラップトップ/タブレットの紛失(こちらも仕事関係、また個人情報も入っているのであわててしまいます。実は、私もフライト着陸時にi-padを膝の上に持っていたらフライトアテンダントに早くしまいなさいと注意され、あわてて座席のポケットに入れてしまいました。降りる時に取り忘れたのに気がついたのはその夜。航空会社に座席番号を知らせて探してもらい、ラッキーにも3日後にでてきました。ちなみに送料は自己負担。)

3位:飛行機の搭乗券紛失(ゲートで再発行してくれますのであわてる必要なしです。

4位:バッグの遅れ( 初日に着るビジネス用の洋服など最小限の荷物を手荷物にいれておくとあわてなくてすむかもしれません。)

以上、アメリカ国内の旅行者の困ったリストでしたが、私が通訳でお手伝いしている日本からの出張者からよくお聞きするトップ10(順番は件数ではありません。)をここでご紹介します。もちろん、米国へのご出張時には英語コミュニケーションで困ったこともかなり多いのかと思いますが、こちらは通訳付きということでその問題はほとんどないという前提です。

1.荷物を全部盗まれた:お客様が初日の経営陣の集まる会議の際にカジュアルな服装で出席されたのでお聞きすると、荷物をすべて盗まれたとのことでした。何とロスの空港からレンタカーを借りて宿泊先のホテルに行く途中でお水や簡単なショッピングのためにスーパーに立寄り、スーパーから出て来るとバンの後部ガラスが割られていて、スーツケース、手荷物、すべての荷物が盗まれていたそうです。このようなお客様が2件もいらっしゃいました。レンタカー施設からずっと後をつけて来る手口のようです。警察に届けてももちろん犯人も捕まりませんし、荷物も出て来なかったそうです。皆さんもお気をつけください。

2.会議室/会場が寒い:夏は外が暑いので油断しがちです。外が暑ければ暑いほど室内は冷房が強くなります。また、米国内の機内もとっても冷房が強いです。女性の方、特にお気をつけ下さい。(関連ブログ:2009年10月「寒さに強いアメリカ人」)

3.時差で眠れない:これはどうしようもありませんね。皆さんは眠れないとメールをチェックしたり、するとどんどんと返信、また電話もかかって来てますます目が覚めてしまいますね。

4.ホテルの部屋に冷蔵庫がない:通常、アメリカのホテルには冷蔵庫がありません。ただ、最近ビジネスクラスのホテルには冷蔵庫、電子レンジ、キッチンなどもついているので便利です。冷蔵庫がついていないホテルでもお願いすると有料になるところが多いのですが、貸してくれるところもあります。

5.ホテルのアメニティーグッズが少ない:基本的に石けん、シャンプー、ローションのみ。歯ブラシ、歯磨き粉、シャワーキャップなどはおいていませんが、リクエストすれば持って来てくれるところもありますが、下の売店で買えと言われるところも少なくありません。室内履きスリッパは高級ホテル以外はおいていません。アメリカは皆、土足で歩くので裸足では絶対に歩きたくないですね。私はいつもスーツケースの中に安いビーサンを持参しています。

6.タクシー:大問題です。呼んでもなかなか来ない。また、タクシーの中にラップトップやカメラを置き忘れることも頻繁にありますので、自分が乗ったタクシー番号(領収書に記載、または控えること)があると忘れ物をした時も便利です。(関連ブログ:2010年2月「アメリカのタクシー事情」)

7.バッグの遅れ/フライトの遅れ:国際線フライトではほとんど問題ないようですが、国内移動をする場合、特に毎日違う都市に移動する際は困ってしまいます。最小限必要な荷物を手荷物に入れておく対策を!フライトの遅れも日常茶飯事の出来事。大切な会議に間に合わなくなっては大変。余裕をみてフライトをスケジュールするのが一番ですね。特に冬場は雪によるフライトの遅れもありますのでご注意ください。

8.ゲート変更:ゲートでのアナウンスは非常に聞き取りにくく困ったものです。皆が移動し始めて初めてゲート変更に気づくこともよくあることです。ゲートのフライト情報表示もあまりあてにならないこともあります。しかし、最近はスマホのアプリや携帯に変更お知らせが来るのでとっても便利です。

9.一般の話題(ビジネス以外)の会話:ビジネスに関するトピックの際にはなぜ、このお客様は通訳を雇う必要があるのだろうかと思う英語レベルの高いお客様が多いこの頃です。しかし、昼食や夕食時の一般的な話題になると通訳への依存度が高くなるというわけです。誰でも自分が知識がないことは話していてもよく理解できない、話題についていけないものです。自分が詳しい話題に話の流れを持って行くようにするととても楽になり会話も楽しくなるものです。反対に、ビジネスのお話では100パーセント私に頼っていたお客様がスポーツの話になった途端に反対に私に解説付き通訳をしてくださった方も大勢いらっしゃいました。私たち通訳者も話題になっているスポーツやその他、いろいろと日頃アンテナをはっているのですが、ハンティング(狩猟)の話題にどっぷりと使った時は次々と出て来る動物の名前から初め、猟銃の種類などで大変でした。

10.通訳会社とのコミュニケーション:時々、お客様から「今回一番苦労したのは通訳会社とのコミュニケーションが通じないということでした。」というコメントをいただいたことが何度かありました。現地(アメリカの)通訳会社から通訳を雇ったケースでそのプロセスがすべて英語。英語に不自由があるから通訳を雇うのにとおかしな話です。ここでちょっと宣伝になってしまいますが「会議やイベントでの本番での通訳業務ももちろん大切ですが、最適な通訳者選びから、会議に備えての準備、そしてサービス提供後も継続教育を怠らないという姿勢で取り組むからこそ、お客様に毎回満足していただけるのです。」というのがJi-Linkのモットーです。是非、アメリカで通訳者をお探しの際はご連絡ください。