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ブログ

おさけ

Keiko Tassill

日本語で「おさけ」と言えばアルコール類全体のことをさしますが、英語で”Sake(サキーと発音)”といえばもちろん日本酒のこと。SakeもKARAOKE(カリオキー)と同様、今では完全に英語化しています。

 

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アメリカの法律で許可されている飲酒年齢は21歳。もちろん好奇心豊かな未成年者はいろいろな手段を使ってアルコールのゲットを試みます。日本のようなアルコール類を販売している自販機はありません。お店やバーでも必ず身分証明書(ID)を見せなければアルコール類は売ってくれません。日本人はアメリカでは若く見られがちなのでアルコール類を購入時にかなり年齢が行っているのにIDを出すように言われ嬉しい思いをした方も大勢いらっしゃると思います。 ただ、最近はお店のレジのシステムで年齢を入力しないと販売できなくなっているようで全員ID提示のお店も少なくないようです。

 

仕事柄、ディナーミーティングでおさけを飲む機会が時々ありすすめられるのですが、アルコールが弱い私は1本何百ドルもするような高級なワインもパスしなければなりません。通訳どころかただ座っているのも危うくなるので、決して仕事中だから遠慮している訳ではないのです。

 

おさけが弱い私がなんと先日、「ジャパニーズカクテルテクニック」セミナーの同時通訳の仕事にチャレンジしてしまいました。世界のカクテルコンクールで何度も優勝された有名なバーテンダーの上田さんが全米から集まった100人を超えるトップバーテンダーを対象にニューヨークでセミナーを開催されました。

カクテル作りは芸術であり、日本古来の伝統的な武道、華道、茶道などとも共通する「カクテル道」は「バーテンダー=その道の職人」であるというとっても日本的な考えの説明にY世代のバーテンダー達も聞き入っていました。大盛況でフジテレビの取材も入り翌日、日本の番組で放映されたそうです。質問も殺到し、なんと中には「旨味」についての質問があり、’UMAMI’までが英語化していたとはびっくりしました。

そして技術編では実演や会場のバーテンダーの人達もステージに上がってもらい「ハードシェイク」を実際にやってもらいました。予想外に上手だったので会場も盛り上がり、なんと実はセミナーに来る前にYouTube を見てこっそりと練習してきたそうです。 また、通常、セッションの休憩時間にはコーヒーやティーが出るものですが、今回は午前中の休憩時間からカクテル飲み放題でさすがカクテルセッションでした。

 

次々と作られるとってもきれいな色のカクテル(写真)を見ただけで1滴もアルコールを飲んでいない私もなんだかほんのり気分よくなり通訳もノリノリでやってしまったかもしれません。