Contact Us

Use the form on the right to contact us.

 

         

123 Street Avenue, City Town, 99999

(123) 555-6789

email@address.com

 

You can set your address, phone number, email and site description in the settings tab.
Link to read me page with more information.

ブログ

マスクの文化 II

Keiko Tassill

なんと9年前に書いた「マスクの文化」というブログから世界のマスク着用状況、特にアメリカの状況は一変しました。

マスク着用はご存知のように政治的な意味合いもあるのですが、今回はその点はあえて触れずに、私の観察レポートとして読んでいだければと思います。

日本では風邪をひいたらマスク、学校給食当番もマスクと自分を守るというよりも周りの人たちを思いやって当たり前のようにマスクをするマスク愛好家です。顎やフェイスラインをすっきり小顔に見せるマスク、涼しい素材や機能性を追求した素材のマスクなどさらに開発を進めた、またユーザーの細かいニーズを捉えた商品もいろいろとあるようです。

何年か前に、日本で黒いマスクをしている人がいてどきっとしたのですが、今や色物や柄物マスクは日本でも当たり前になっています。さらにアメリカではバンダナやスカーフタイプ、派手なラメの素材のファッショナブルなマスク、透明タイプ、そして重装備のN95やガスマスクタイプ(←これは完全に自分を保護しているのでは)を着用している人も時々街中で見かけ、種類も様々で見ていて楽しめます。最近ではマスクを広義に表現するために「フェイスカバリング face coverings」という用語が多く使われるようになっています。
しかし、一般的に言ってアメリカ(少なくとも私が住んでいる南カリフォルニア)の人たちはマスクは(大)嫌い。店や屋内に入る際にはマスク着用を義務化されているのでいやいや店に入るギリギリまでしない人、店のドアから一歩出たらすぐに外してしまう人も多く見かけます。

それぞれの場所、地方自治体などの管轄区でマスク着用義務化レベルが違うのですが、最近、北カリフォルニア(モントレー、カーメル←あの有名な全米オープンなどが開催されるペブルビーチゴルフリゾートがある地域)を旅した時に見かけた光景についてご紹介したいと思います。

photos2.png

ジョギングしている人や犬のお散歩をしている人まで全員が常にマスクをしているではないですか。この光景を見てちょっと異様に感じてしまいました。それもそのはず、モントレー市やカーメル市ではマスクを着用していないと$100の罰金。常習犯になると罰金額がもっと高くなるそうです。

義務化、禁止というようなアプローチばかりではなく、ヒーローやアニメのバナーや歴史建造物内にあるコーヒーショップやお店にはウェスタンスタイルのポスターなどで楽しくメッセージを伝えていました。

IMG_3487.jpg

絶景の17マイルドライブはコロナ禍で人もまばらでバーチャルの世界で過ごす時間が多い日常の生活から美しい自然の世界への旅を満喫することができました。しかし、この看板「集合写真禁止 NO Group Photos」を見て現実に引き戻されてしまいました。ウィズコロナはまだまだ続きそうですので、みなさん、どうぞ安全にお過ごしください。