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ブログ

寒さに強いアメリカ人

Keiko Tassill

ここ数週間30℃以上のアリゾナ州フェニックス→0℃のシカゴ→30℃以上ある地元カリフォルニア→10℃前後のワシントンDCと出張が続いていますが、同じ国内で飛行機でたった数時間移動しただけでこうも気温が違うと一体今は何月なのか混乱しそうです。シカゴのエアポート(写真)ではブーツやレザージャケットを着ている人もいればサンダルと半ズボン姿の人とまちまちですが、人々の服装を見ただけでは寒いのか暖かいのかもわかりません。寒さになれていない私はダウンジャケット、マフラー、手袋で防寒重装備でした。

アメリカの会議に参加されたことのある方は体験されたことがあると思いますが、四季がほとんどない南カリフォルニアでは冬でもちょっと暖かい日は冷房が入っている日も珍しくありません。冬場はそれなりの服装をしているのでよいのですが、夏場は外が暑いのでどうしても薄着になりがちで油断してしまいます。会議室は特に夏は冷蔵庫のように冷やされています。日本からの方は厚手のジャケットなども持ってきていないので、2日目くらいからは身なり構わずホテルのタオルをひざ掛けにしたり、重ね着をしたりいろいろと工夫をしているようです。私は携帯カイロを年中バッグに持ち歩いています。また夏場の国内線の機内も要注意!最近はエコノミー(coach)クラスはブランケットや枕は配らず、有料化しているエアラインも多いのです。

世界中からの参加者が集まるグローバル会議でまず最初に寒いとクレームを出すのが日本人。そして次にヨーロッパ人。会議室も最近のビルではほとんどがセントラル制御なので部屋単位で温度調節ができないのでビル管理のエンジニアを呼んだり大事になってしまうのです。たまたま部屋にサーモスタットを見つけるとこっそり休憩時間に温度を上げておけばしめたもの。しかしセッションが再開し数分もたたないうちに、現地のアメリカ人が汗をたらしながら、`Isn’t it getting warmer? What happened to the thermostat?’(暑くなってきませんか?サーモスタットどうしたんでしょうね?)などと同意を求められるとまさか私が温度設定を上げたことも言えず、また汗を見ると気の毒になってしまうのです。

ところがアメリカの女性達はノースリーブにスカート、さらに最近ストッキング(panty hose, nylonなどといいますが)なしの素足にサンダルスタイルがはやっているらしく「女性の冷え性」などと言う言葉からはほど遠そうです。
一説には肉食、そしてextra layer(余分な層=脂肪層)を着ているから寒くないというのも納得できます。