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ブログ

Skype - スカイプ

Keiko Tassill

skype phone.jpg

最近、毎月の携帯電話使用分数が減り、ロールオーバー分数(その月に使用しなかった分数を繰り越すことのできる分数)がどんどんたまってきました。ここ数年、電話であまり話さず、ほとんどをメールですませてしまう傾向にあるからです。特にこの写真に出ているような電話機はアンティークになってしまいましたね。また日本では許されないらしいですが、アメリカでは会議中にデスクの下でこそこそブラックベリーでメールをチェックしたり、返信したり気持ちは会議から離れている光景もよく見られます。メールやチャット、テキストメッセージばかりでコミュニケーションをとっていると人と話すのが億劫になってきてしまい、あまり好ましい状況ではありませんね。私の場合は昨年あたりからスカイプ(ビデオと音声通話)の使用が増えてきました。結局電話に向かっていないだけで、コンピュータに向かってスカイプやメールでコミュニケーションをとっているので結局は人と話している時間数は同じ、いやそれ以上なのかもしれません。またfacebookなどのソーシャルネットワークは何十人から何百人というフレンドとつながっているのに対して、スカイプの通話相手リストの平均は1桁代という、もっと親密なコミュニケーションにツールに使われています。

 

スカイプは2003年に創業したばかりですが、今はなんと世界中に5億2000万人ものユーザーがいるという急増ぶりです。なんといってもその魅力は世界のどこにでも何分でも音声通話ばかりでなく、ビデオ通話もそして音声の場合は5者まで同時通話が「無料で」できます。通話のうち3分の1がビデオ通話だそうです。

 

なぜ、こんなにビデオ通話の利用分数が多いかというと、たとえば4歳児の小さな子供の場合、電話で話す集中力はせめて3、4分。しかしビデオだとたとえば祖父母が孫と一緒にお絵かきをしたり、本を読んであげたりとリッチな体験ができるのです。もちろん何分、何時間つなぎっぱなしでも無料!当初は私もビデオ通話だと相手の表情ばかりに気を取られて話に集中できなかったのですが、日本に住んでいる妹と新しく買った洋服を見せ合ったり、また両親は窓の外の桜の咲き具合はこんな感じよと見せたり、こちらのクリスマスの飾りを見せたり、ハンズオンでコンピュータの操作のお手伝い、そして英会話レッスンですらできるのです。先日冗談でずっとオンラインで接続しておけば将来アメリカから遠隔で介護とモニターができるからだいじょうぶねと笑ったものでした。しかし、なんと私のカリフォルニアにいるクライアントはスペインに住んでいる病気の母親に24時間体制で介護人を雇い、24時間、スカイプをオンにし、母親の状況とまた介護人がしっかりと世話をしているかどうかも監視している実例があります。スカイプを使って電話会議で通訳をするなど従来の使い方もありますが、私の友人は心理セラピーをスカイプで受けるなどいろいろな使い方があるようです。i-phoneにもスカイプが入っているのでwi-fiさえあればどこからでも国際電話も無料と便利です。(スカイプ名:jilink)